日本家族再生センター

小さくても濃く深い日本男性会議・・・LGBTと参政党の話

昨日は第十七回日本男性会議が京都市で行われました。参加者は十名ほどで、こじんまりと。会場は広く、時間も10時から20時まで、と長丁場です。

メインゲストは参政党の太田区議の新人若手の伊藤翼さん。彼は、ゲイをカミングアウトしてる当事者。彼に基調講演として「LGBT法って何なん?」と言うテーマで話していただきました。

性的マイノリティーが被差別意識を持っているかと言うと、あえて法律を作って制度化するほどのものでもないし、同法が当事者や国民の意見を無視して政治的に作られたこともよくわかります。

そんなお話を聞いた後は、翼さん、私や当事者の方達と、そんな目の前の現象の背後にある、世界情勢に視点を移してのパネルトーク・・。 LGBT法がどういう目的で作られているか・・それを理解するには、背後のグローバリズムの動きを知る必要があります。

被害者の権利を言い立てて、大衆の権利を抑圧すると言う、権力者の巧妙な支配の方法です。これをポリコレとも言いますが・・ことはLGBTだけではなく、SDGsも同じ文脈で利用されています。炭素利権、原発利権を求める人たちが、根拠なき事(CO2=温暖化)をメディアを通じて人々を洗脳しているだけ。

このグローバリスト・・国際金融資本の日本支配に対して、はっきりと声を上げている政党は今のところ参政党しかいません。ごぼうの党は議席はないし。もちろん参政党もまだ歴史は浅く、力は微々たるものでしかないけれど、翼さんのような方がこれから頑張っててくれることが、日本の微かな希望であることは事実です。

そうそう、そんなマクロな話の後はやはり、彼も交えて、いわゆる性被害と世間ではラベリングされる体験をしてきた当事者も交えてのパネルトーク。ここではぐっとミクロな話になって、一人一人の性をめぐる言説について、世間のあたり前がいかに当事者を追い詰めているか、支援が当事者の思いからズレてるか、そんな事を語り合いました。

そんなパネルトークの後は、少し人数も減ったところで、フロアセッションということで、グループワークのような事を行いつつ、一人一人の体験や想いを語り合い、語り合う事で深まる相互理解、自己信頼感を体感していただきました。

十時間と言う時間もあっという間に過ぎてしまったように感じた、フルセッション。最初から後片付けの最後まで、私たちにお付き合いくださった伊藤翼さんの人間としての誠実さと謙虚さを感じざるを得ませんでした。政治家としての力をつけて、その人柄のまま、日本の政治を作り替えてほしいものです。もちろん、政治家任せにするのではなく、私たち一人一人が、政治を作り、政治家を育てていかなくてはならないのですが・・。

今、日本保守党が急成長しているとかですが、参政党もしっかりと活動を展開し、党員や支持者一人ひとりが力を合わせ、日本の政治を変えていけるような党になってほしいと願わずにはおられませんでした。

男性会議に参加していただいたみなさん、長丁場を平場でお付き合いくださった伊藤翼さん、深く感謝いたします。これからもメンズカウンセリング協会にお力添えいただけますようお願いいたします。