日本家族再生センター

人生何が起こるかわからない・・・・だから面白い・・でもやばい

昨夜の男ワーク、私を含め六人の集まりとなりましたが、今年一年を振り返るワークをやつてみました。実際私もこの一年を振り返って、まさかこんなことになるとは・・一年前はちっとも考えてなかったけれど、ある意味ほんと大変な一年だったし、多くの学びと成長を得たのではないかとも思います。

なにより、家族を含め多くの人にたくさん助けられたことでより感謝の思いが私を満たしてくれたようにも思います。一年前、少し股関節に違和感を感じてたけれど、少しずつ痛みが出てきて、坐骨神経痛だろうとたかを括っていました。その後痛みは和らいだり、増したりしつつ、あれこれやってもなかなか改善されないし、痛みが増して突然動けなくなるとかの症状が出始めたので、これは外科的な処置がいるよねえってことで、病院に行ってみると、なんとなんと、すでに腫瘍が腰椎やら骨盤に骨転移してて、即入院。

当初外科的処置を考えてたDrも、それでは追いつかないということで、泌尿器科に移ってホルモン療法をすることになり、私は車椅子生活になりました。一月弱の入院生活は、まあ、何もしなくていいので楽といえば楽だけれど、退屈といえば退屈。時々オンラインでカウンセリクングしたり、ワークをしたりしましたが、なかなか本格的なことはできません。

で、退院数日前から自主的に談話室で歩行訓練をしていましたが、椅子やテーブルにすがっての伝い歩きでも脚が痛くて痛くて・・ねぇ。

訓練を重ねていくと痛みは変わらないけれど、伝い歩きが上手になるとか、長く歩けるとか・・そんな進歩もあり、退院の際は車椅子ではなく、杖を使って歩いての退院とすることができました。もちろん、病室から玄関の車までのね。

それから、しばらくは自宅や事務所では伝い歩き、外では杖歩行で、事務所までの行き帰りはバイクに乗って移動しました。バイクでの移動は脚を使わないので、案外平気でした。そんな生活から半年の今、通院ホルモン療法は続けていて、血液検査や症状からは一応回復は進んでいることがわかりますが、痛みはまだあるし、がん細胞が死滅しているわけでもなく、再び活性化する可能性もゼロではないし、そうなると、私の余命も後何年か・・数えられることになるやもしれません・・たぶんそれはないと思うけれど・・

でも、この一年のこうした予期せぬ現実は、私に改めて、生きることや多くの人たちとの関わりの意味を再確認できたいい機会だったように思います。私の人生のステージが確実に一段上昇したように思いますからね。で、来年はどうしましょ・・・もちろん、この一年激減したカウンセリング数を回復させなくてはならないのはあるし、このメンズカウンセリング理論や実践をさらに普及啓発し、継承していける人材の育成について考えなくてはなりません。

ほんとやることはいっぱい・・とはいえ、何から手をつければいいものやら・・・とりあえず、ワーク、講座、研修、合宿をより充実させなくてはね。というわけで、ホットライン相談員養成講座のお誘いとか、元旦研修のお誘いとか・・・しっかりやらなくてはね。興味のある方、ホームページの日程のところで確認して、お問い合わせくださいね。