日本家族再生センター

サンクチュアリー・・・あるかな・・あったかな・・

この三日間は、女ワーク、男ワーク、男と女のワークとワークが続きました。お題はいずれも「マイ・サンクチュアリー」でした。

女ワークの後のランチのデザート

これまでの人生の中で、あなたが体験した「あなたのままで安心・安全な場所や人など」がどんなものだったか、絵にしてみましょう、それをみんなとシェアしてみましょう、というもの。ひとりひとりそれがどんなものか違うけれど、似たようなことを語る人もいるし、ある程度の傾向があることもわかりました。

家族や恋人といた時がサンクチュアリーだったという人と、ひとりでいる時がサンクチュアリーだったという人と。もちろん、どちらが正解というものではありません。ただ、自分が自分であることに不安も恐怖も感じることなく、安心して過ごせる、空間や人間関係は人が自分として生きていくためには必要不可欠なもの。それがないと、自分が自分であることの不安から逃れたり、安心感を得るために、アルコール依存や、自傷行為、摂食障害など、さまざまな問題?行動を必要とします。問題行動が問題なのではなく、その人の人生に確たるサンクチュアリーが与えられなかったことが問題なのでしょう。

ある参加者は、「自分の人生を生きてこれなかった私が、やっとサンクチュアリーに出会えて、自分として生きることの喜びを知ることができた。だから、これからは自分がだれかのサンクチュアリーであれる自分になりたい」との言葉を伝えてくださいました。現代社会・・常に不安を煽られ、自分の人生を生きていくのがとても難しい社会です。こんな社会だから、人が幸せになるために必要なのは、心のサンクチュアリーなんだろうと思います。みなさん・・サンクチュアリー・・ありますか?

 

自宅の水槽に何年も住み着いてるツチガエル。可愛くないけれど、夜はケロケロ可愛い声で鳴いてます。