今日は女ワークでした。リアル参加五名・ネット参加六名・・けっこう賑やかに。お題は「マイ・レビュー」でした。映画、小説、音楽、絵画・・どんなものでもオーケー、表現者の表現に対して、論評し、それをみんなと語り合うという不思議なワークです。
自分を語るのはけっこう難しく感じる人でも、自分が何かを感じた作品を語るのはさほど難しくはありません。そして人の語るレビューを聞いてると、なにやら「そうそう、自分もそれは感じたョ」ということもしばしば起こってくるから不思議です。なにやら、その作品を通じての共感が湧いてきたり。
私はその場ではファシリテーターとして参加してるけれど、私も一参加者として参加もしていますから、場や思いを他の参加者と分かち合い、共感も共にしています。ほんとに、一人一人の語りに心動かされ、感動もする私、参加者が愛おしくも感じます。
そんな今日のワーク、いろいろしんどいことが重なって、ヘロヘロになった彼女が子供づれでやってきたのはもうワークも終わり頃。とりあえずガス抜きでもしてもらえたら、と彼女の語りに寄り添いつつ、その子供たちとも遊びつつ・・。数時間後に多少心落ち着けたであろう彼女の帰り際に、しっかりハグしあって「愛してるよー」と声かけしたら彼女も「とりあえず生きときます♬」と笑いつつ。
そういえば、先日の東京ワークでも、久々に顔見せてくれたN川さんに嬉しくて「愛してるよー」といいつつハグしてた私。そうそう、その前の月の東京ワークでは、スカイプ越しに何度か顔を合わせてた五歳の女の子が会場にくるなり私に走り寄って、ぎゅーーとハグしたのは「愛してるよー」の言葉はなかったけれど、そんな気持ちだったんだろなーと、勝手に解釈。
男であれ、女であれ子供であれ、愛おしさの表れでハグする私だけれど、実は、京都ワークでは、ワークの終わりに握手だけでなく、けっこうみなさんハグしあってます。ここでは私、ハグはちょっと控えめにしてるけれど(ファシリとしての遠慮?)・・みなさんはハグ大好きみたい(笑)
DVワーク参加者がハグし合うってのは、日本ではあまり見られない光景だろうけれど、それだけ、参加者同士信頼が篤いってことと理解しています。
けれどねえ、参加者同士のハグもましてやファシリとしての私がハグする行為って、下手すりゃ、セクハラと言われかねないし、ずっと以前ハグもセクハラもしてない私がブチ切れてやめたスタッフにセクハラと民事提訴された、ほんとばかばかしい体験もしてるし、そのあたりはとてもセンシティブに捉えています。
けれどね、結論から言うと、エロい感情とは別に、愛おしいという感情は確かに私の中にあって、それは、単に支援する・されるの関係を超えた、育ちあう家族のような感情なのだろうと自己肯定しています。そしてその感情はクライアントの癒しや回復にとても大きく寄与していることも実感しています。というわけで、自分の保身より、クライアントの回復を優先したい私・・相手の様子を見ながら慎重にでも大胆にハグしつつ「愛してるよー」といい続けるだろうなあ。(前世はイタリアだから)
こんな私、プライベートにはなかなか「愛してる」とはいえません。エロい気持ちと愛おしさと混ざると愛してると言う言葉がどうもペラく嘘くさく感じてしまうからねえ。そんな時は純粋にエロい気持ちをすなおに表現した方が、嘘くさくなくて、気持ちがいいと思うけれど・・この辺りのことって、恋愛幻想どっぷりの世間の人たちには通じないよねえ(笑)
今日のワークシートとランチはおそうめん。