日本家族再生センター

マネートリック・・・・生活が苦しくなるわけ・・

経済が多少わかる人には、搾取ってことばも違和感ないと思うけれど、世の中には働いて金を稼ぐ人と、人を働かせて稼ぐ人といます。これを労働者と資本家というのかな。昔々、資本論を齧ったけれど、読破はできなかったにしても、なんとなくマルクスの言ってることはわかったような気がしました。

今も経済の難しいことはわからない私、証券会社の勧めで気持ちばかりの投資をしてもめんどくさいのでほっといています。多少の損になったり多少の小遣い程度の収益になったり。

それでも、タンス預金は少しずつ増えてるのも事実。わずかだけれどね。少なくとも借金は、センターの購入費の返済分、あと二百万程度かな。それ以外、ローン返済はありません。というわけで、極めて健全な経済状況・・・時給百円の私にしては上出来です。

みなさん、お金がたくさんあれば豊かな暮らしができると考えて、しっかり働いてますが・・しっかり働いた人が豊かになってるかどうか・・・一度冷静に考えてみてもいいのではないかな・・・余計なことならごめんなさい。

おバカな私が考えるのは、・・・・しっかり働くということは、賃金を増やすことですが、その分搾取される額も増えるし、働くためのコストに費やす費用も増えます。そのぶん消費が増えて生活が豊かになったと勘違いするわけですが、実は消費の段階でも、商品の中に含まれる企業の利益があるわけです。よーするに働いてピンハネされて、買って利益をかすめ取られ・・二重に損してるわけ、働けば働くほど。

で、私は考えたわけ・・・自分の必要分は自分で生産すれば、搾取されないと。完全な自給自足だと搾取と無縁だけれど、豊かな暮らしはできないのではないか、との思いもあるけれど・・昔の農家の方達はほとんどそんな生活。衣食住、そのほとんどを手作りするスキルや共同体をつくっていました。農文協の聞き書「日本の食生活」を読むと、そんな先人たちの高度な生活力には敬意を感じざるをえません。自然と調和した持続的な開発の原点が日本の過去にはありました。

明治以来の近代化された政府や金融資本によって、その社会が崩壊させられたわけですが・・・その挙句の現在の貧困でしょう。その金融資本のやり口は、先ほどのお金を通じた庶民の支配です。豊かさの幻想を振りまき、働かせて搾取する。

おバカな私はそんな政府の策略に乗ることもできず、勝手に落ちこぼれたおかげで、幻想に毒されずに済みました。くわばらくわばら・・・。暮らしに必要なものは極力手作り、買うにしても、見切り品、中古、不用品などなど。

それで、今は高価なものはなくても、日常的に貧しさを感じることはないし、かなり満たされた豊かな日々を過ごせてるのも事実・・・・かな。

というわけで、昨日、先日の訳あり長野りんごでアップルパイを久々に作りました。久々といえば、やはり昨日、巻き寿司を作りました。パイとか巻き寿司とか少々手間なので忙しいと難しい。

アップルパイは二枚半、巻き寿司は八本作りました。ああっすっきり。

昨夜のシェルター定食は巻き寿司・竜田揚げ定食でした。