日本家族再生センター

怒ろう・・・代々木は昨日も賑やかに・・

昨日の代々木会場でのセッションの始まりは、ミニ講座から。参加者の抱える家族の悩みもその背景には、日本の経済や法律、人々の価値観の問題があり、それらを作ってきたのは、江戸以降の明治政府の近代化政策によります。

その日本の近代化は幕末の志士の勇気と英断により始まった・・なんて大河ドラマを信じた多くの日本人。これは全くのフィクション。現実はイギリスやフランスの金融資本が、幕末のテロリストをイギリスに呼び寄せて教育し、大金を与えてクーデターを起こさせたというもの。

明治政府はその金融資本に操られ、日清日露と戦争を繰り返し、戦費を金融資本に頼ることで、結局国民の努力や命で生み出した利益はすべて欧米の金融資本に吸い取られてしまいます。

挙句に太平洋戦争に嵌められて大損害を被るけれど、これも全部シナリオどうり。もちろん戦後処理もシナリオ通り。駐留米軍による日本の支配、それは現在も連綿と続く日米合同委員会。日本の政治家を排した、米軍高官と日本の高級官僚の秘密会議です。そのメンバーも議論の内容も国民に知らされることはありません。その米軍は軍産複合体、すなわち、金融資本の手先でしょう。結局日本の財界もマスコミも官僚も、政治も、欧米金融資本に逆らえず、利益を搾り取られるのは明治も令和も同じ。

その、金と権力を通じた日本国民の支配のもと、国民は何も知らされず、黙々と動けなくなるまで働かされるというわけ。まっいいけど。

家族の問題を本質的に解決するには、一体私たちは何のために働き、何のために家族するのか、何のために生きるのか、これまで信じてた常識、当たり前を一旦捨てて、全く新しい視点で全てを見直し、自己概念を再構築する必要がありますが、このあたりのことがわからないと、メンズセラピーはできません。一人一人が、自分らしく自由に生きるためには差別や抑圧の構造から解放される必要があるのですから。

とかなんとかのおしゃべりの後は、ワークを二つ。怒りの顔を用いた物語づくりと、P・パルマーの「怒ろう」の読み合わせと。いずれも怒りを抑圧するのではなく、暴力として行動化するのでもなく、適切に言語化して、自分も相手も大切にしようねというワークです。

二つのワークの後は、女だけのワークをひとつ。「一番古い記憶」でした。

女ワークの後はカウンセリングを三件、そのあとは東京のスタッフとミニカンファレンス。

カンファレンスがおわったら急いで新宿に。ちょうど良い頃夜バスはきました。