日本家族再生センター

あんたはダメな子・・・・親の呪いを解く

今日の女ワーク、「今年はこんなことがありました」なるお題で始まりました。語り合う中で、今年の最悪の出来事もその奥底は親の呪いの言葉に由来するという構造的な問題であるという理解に至りました。

このからくりに思い至ったワーク参加者、呪いの言葉をネタに笑い合うことで、呪いが解けそうな予感も感じてくれたとか。呪いが解ければ未来が変わる、人生が変わる、そんなエピソードに拍手も湧いて・・・。

困難に陥った時、何が問題で、どうしてそうなるのか、そのあたり、過去の体験やその体験から学んだ認識や情動が、今の状況に対する理解や困難を形作っているとしたら、過去の体験を追体験しつつ、別の意味づけに変えていくことで、親の呪いが解け、未来のあらたな自己概念を構築できるし、問題が問題でなくなり困難や不安から解放される・・ということ。ややこしいけれど。

だから親にかけられた呪いを解くには、自分一人で考えても、心理の本をいくら読んでも、センセの講演を聞いても難しく、追体験の中で無条件に受容してもらう実感を重ねていくしかありません。要するに育ち直し・・・マズローのいう欠乏欲求の充足と言うことでしょう。

そんなワークの後のカウンセリングでは、何十年もの間、自分のあるがままを受け入れなかった母の言葉に支配されていたことで、魂が産まれいづる苦しみを彷徨っていた、そんなお話を聴かせていただきました。

その方は育ち直しというよりも、産れ直しで本当の人生が始まりそう、そんな予感を感じた私。ほんとに人生は、ひとりひとり、素敵な物語りに溢れてます。

親の呪いに苦しんでる方には、解呪が役に立つ。以前この言葉を知人の僧侶に訊ねたら「げじゅ」と言うんだと教えてもらったけれど、グーグル先生のいうに「かいじゅ」だとのこと。どっちでもいいけれど、私はわかりやすく「呪い封じ」とでもいっときましょか。セラピーで呪い封じを行うのは・・私だけかもー。

ワークの後のランチはおそば、デザートは炊飯チョコレートケーキ。