日本家族再生センター

消えちまった・・・結婚おめでとう・・・なわけ無いし

昨日、「ご結婚おめでとう・・・なわけ無いし」というタイトルでブログをアップしたけれど、なぜか消えてしまってる。!?!?!?!?なんでー???

まさか消えるなんて思ってないから、バックアップも・・・たぶんとってないし・・なんて書いたかな・・わすれっちまった。

とはいえ、出てくる言葉は違わないだろうから、再記述してみよっかな。

昨日は朝のカウセリングの後、昼から面会交流支援があり、それが終わったらJRで高槻に。高槻では親子ネット関西の例会に参加。

新しい参加者も含め20名ほどの参加者がいて、どの話も胸痛む話ばかり・・そんな話聞いてると、結婚は安易にしちゃダメだよーって言いたくなります。

そんな私からすれば「結婚おめでとう」なんて無責任すぎて口にできません。「結婚・・大丈夫か」となら、確信を持って言えます。

なぜなら、結婚は夫婦間の契約でもあるけれど国家との契約でもあります。届けを出すことで、国は利益も与えてくれるかもしれないけれど、様々な縛りをかけてくるので不利益も生じます。

つまり、届けをだしたら結婚したということで幸せな家族になれる、というのはほんとペラいファンタジーにすぎなくて、いずれ忍耐や苦悩に満ちた関係になり、それから解放されるために離婚することになっても、それはそれで大変です。

そんなことにならないように、結婚しようとする人同士で、ちゃんと対話し、なんのために結婚するのか、結婚生活を維持するために、それぞれがどういう責任を負うか・・・ちゃんと話し合い、契約としてかわすべきでしょう(文書化するかどうかは別にしても)。

結婚したら幸せになれるのではなくて、結婚したらいばらの道を二人で歩いて行くことになるけれど、そうすることで二人で幸せを作っていくのだろうと思います。そうやってもうまくいかなければ契約を変更すればいいし、どうしてもダメなら契約を終了させるのもありでしよう。その時、憎み合ったり傷つけあったりする必要もありません。

その相互信頼ができれば、国家との契約は不要で、必ずしも届けを出す必要はありません。事実婚というのもその概念に近いでしょう。大切なのは相互信頼と自由で対等な対話です。籍とか貞節とかいうものは結婚の本質ではありません。

でもねえ、結婚する前に、そういうことを教えてくれる人は世間にはほとんどいないでしょう。だから恋に落ちたらいきなりファンタジーにはまって何も知らないまま結婚してしまいます。問題起こるよね。

私? 私はうっかり結婚といえなくも無いけれど、同居初日に、ダブルポケット、家事労働は折半という約束をしました。これは正解でした。あれから40年、お互いハンコついたままの離婚届はどちらかが出すこともなく、書式が変わって、使えなくなってしまいました。

私にとって、結婚はさほど悪いものでは無いけれど、それは相手を縛らない、依存しない、コントロールしない、役割意識にとらわれない・・などの合意があったからだろうと思います。