日本家族再生センター

パワーコントロールに無自覚なDV男?・・・女たちは語る・・

昨日は女ワーク・・スカイプ参加も合わせて七人の集まりになったけれど、お題は「私の世界」でした。

それぞれの活動範囲、対人関係、など、その世界の大きさを時間軸で座標に表してみましょうというもの。

もちろん、参加者は家族の問題を抱えて私のところに来られている方たちだから、当事者としての語りです。その当事者から見ると・・・

生育の家庭で、自由はなく、かなりコントロールを受けて育つけれど、大人になって親元を離れて一人暮らしをすることでやっと自分自身の世界を造り得るけれど、世間の圧力とか経済の問題もあったり、家族ファンタジーにとらわれていたりして、やがて結婚することで、再び夫のコントロールを受けて徐々に自分の世界を失っていった・・・というのが共通の理解でした。(逆に当事者の自覚のない世間の女たちは、うまく親や夫のコントロールに従って、責任を回避し安穏な他人事の暮らしを享受しているのかもしれません。)

そんな女たちのパートナー・・問題の起こる家庭の夫たち・・・これまた共通した反応をしてて「あるある、うちもそれ言うてた」と男たちの言動がワンパターンであることにも気づかされます。暴力は手放したけれど、ロジックで優越しようとしたり、不機嫌な態度で抵抗を示したり、経済的な圧力を加えたり・・・要するに暴力はしないけれど、パワーコントロールで、家族を支配してないと安心できないらしい・・・これは男の病だね。

当事者として困難を抱えた参加者だけれど、困難から多くのことを学び成長し、やがて自分の人生を納得して生きて、本当の幸せを得て下さるものと・・昨日も確信させていただきました。