日本家族再生センター

DVはなおる・・・有効な支援があれば・・

今日のお仕事は一件のカウンセリングだけでした。数ヶ月前にシェルターを利用された被害者と、そのパートナーの数ヶ月ぶりのカップルカウンセリングでのご対面・・。とは言っても、お一人はスカイプで。

被害者を保護し、安全を確保するのはシェルターの義務ではあるけれど、シェルターを出てからは、もうしらんあとは警察に、あとは弁護士に・・では、安心してシェルターを出られません。

ということで、シェルターに入られた時に、相手方とのコンタクトや対話を前提に話を進めました。双方に対して、必要な情報提供をし、安全や安心を確保するための対話を進めてきました。

今日はその数ヶ月ぶりのご対面でした。双方の気持ちや考えについて、私はこれまでに十分に聞き取ってきているので、問題が起こる状況ではないとの判断でのもとのカップルカウンセリングです。

お互いの気持ちや考えについて、直接対話することで、相互の安心や信頼が作られていきます。これまでの暴力や依存の問題について、お互いが自分と向き合い、謝罪はもちろん感謝やねぎらいの言葉が交わされました。

まだまだ、問題は終わってないので、今日は修復のための第一歩でしょうか。まだまだ時間はかかると思うけれど、これまでの数ヶ月、不安で苦しい時期を乗り越えてきた二人ですから、これからはさらに前向きに取り組んでくださるものと思います。

二人の幸せが形になっていくのが、私の楽しみでもあり、喜びでもあり・・修復的支援の醍醐味と言っていいのかも。

 

   カウンセリングの後に、スフレチーズケーキに挑戦