日本家族再生センター

危険無謀登山・・結婚もね

昨日は午後五時ころ比叡山山頂に到着して、夜の九時頃にブログアップしました。あれから気温は下がらず、明け方になるまでマイナス1.5度程度で推移していました。あ、これは、デジタルの温度計による計測です。

私は寒いのと多少地面の傾斜で寝づらく、なかなか眠れずうつらうつらしてたけれど、二時頃から五時頃まで、少し眠れたかな。

眠りにつく前に、おしゃべりしてた方たちの話だけれど、司法はほんとデタラメで、まともな判断をしない、する能力が無いという現実が語られました。これは推論ではなく、多くの当事者が語ることから理解できることで、マスコミはそういう報道はしませんから、司法の現実を多くの人は知りません。この辺り「絶望の裁判所」なる告発本に書かれてるようです。

刑事事件はまだしも、民事とくに家事事件については、ほんと扱う件数が完全にキャパオーバーで、まともな審理もできるはずがありません。裁判官にすればやむをえない流れ作業でも、その判断で人生が大きく変わる判決ですから当事者にとってはいい加減な判断をされてはたまったものでは無いけれど、それが現実。

裁判所に爆弾投げたいとか、裁判官や弁護士をメッタ刺しにしたいという当事者の気持ちはしばしば聞く所。実際テロ事件にならないのがむしろ不思議です。

そんなお話の後はテントの中でマイナス二度の寒さに耐えて眠りますが・・なかなか寝付けず。

比叡の夜明け。六時頃かな

朝ごはんはかっぱえびせんと魚肉ソーセージとカップラーメンとで即席らーめんスープ。みんなで食べてあったまりました。

ご法度の焚き火であったまります。

比叡山頂にてはいポーズ

山頂アタックのあとはキャンプ撤収。私が高校生の頃から使ってるシュラフ。なんと45年もの。

撤収の後はぼちぼち下山となるけれど、みなさんおしゃべりも止まりません。そこで語られたのが無謀登山。何にも知らない人がお気軽に山に入って、道に迷ったり事故にあったりするけれど、そんな人が特に不注意だとかバカだとかいうことではなく、入ろうとする山がどんな山か、自分の能力や装備が適切か、などに対する知識が無いというだけのこと。知識ある人にとってそれは無謀登山だけれど、本人たちは無謀であることもわかりません。迷ったり事件化して初めて自分がとんでもないことをしてしまったということに気づきます。

その話を聞いてて私が感じたのは、おいおいそれって結婚も同じじゃないかと。当事者になって初めてわかるけれど、なんとバカなことをしてたんだ、司法や行政、弁護士が問題解決に全く役に立たないということ、などなど、知らないばかりにとんでもないことになってしまいます。

バージンロード(和製英語、バージンなんてねぇ)を歩いてゴールイン、めでたしめでたしなんて、とんでもない。結婚したその日から、いばらの道を歩いていかなくてはならないのだもの。だって幸せになるための道をあるく地図も、知識も、スキルも無い二人が歩いていくのだものねぇ。家族幻想、愛という依存関係で、幸せになれるなんてありえません。

なんてことを話しながら、ぼちぼち下山。

比叡山延暦寺根本中堂

ひとつき50円なんて・・・ねぇ(笑)

 

日吉大社まで無事下山・・・お疲れ様でした。