日本家族再生センター

金でも評価でもなく・・・・私の動機はどこから?

昨夜のグルメナイト、本当に部屋いっぱいの人・・・溢れた人たちは別室や通路で立ち話してたり、玄関で喫煙してたり・・

もちろん、私はオーダーメニューをこなすので精一杯で何時間も休みなく動きっぱなし。単なる賃金労働としてなら、こんなハードなことはやってられません。

もちろん、高額な収益が入るからだろうって思う人もいるでしょう。残念ながらそれもハズレです。居酒屋メニューは豊富に取り揃えてますが、どれも世間から比べて半額程度。腹一杯食べたところで千円か二千円。客単価は平均して千円弱。大人が15人ほど来ても一万五千円ほどの売り上げ。

そこから、材料費を引けば、7〜  8千円の利益となります。買い出しやら仕込みやらを考えると、ほとんど私の利益は時給数百円程度にしかなりません。

お金目的ならこんなバカらしいことはやってられません。ということで、私の動機ですが・・・これはグルナイだけでなくて再生センター全般の収益も同様、経済的利益を目的としたらやってられないほどの低賃金のハードワーク。

私の目的というか、私がそんな活動を続ける動機は、社会的評価ではなく、困難や苦悩にある方達が元気になり幸せになってくれること。

他の機関や組織の支援で誰もが回復していけるなら、私の支援は不要です。そうではなく、どこに行っても回復しなかった人、困り果てた人たちが私のところに来られて、回復していく、その事実。それが支援する私の動機です。

そんな私のオリジナルな援助論やら援助実践は、世間の権力構造からドロップアウトした私でしか起動しえない当事者性の援助(メンズセラピー)です。それは子どもの頃、教師に傷つけられたことに対するリベンジでもあり、私の直感的な妄想を現実化していく作業でもあります。

自分の妄想を現実化していくことの面白さ・・・こんな楽しいことはありません。多くの人はそのためにお金や時間を費やしますが、私はお金がないので金を使うことはできません。けれど、多少なりとも当事者から料金を頂くことで、金がなくても援助を続けることができます。

昨夜のグルナイ、ちょーハードだったけれど、何時間もいろんな人たちが対話を重ねていくうちに、多くの気づきや学びや癒しが得られるようで、その様子を見てると、私は苦労を感じるどころか、私も勇気や元気をいただけますし、なんせ面白い。ほんとありがたいはなし。

今年も事務所プランターに植えてる白曼珠沙華が咲きました。