日本家族再生センター

天使と悪魔・・どっちも・・

昨日は一日、日本橋で話して聞いて、フル活動。

深夜に京都駅を出た夜バスは早朝に東京駅前に到着。ここから歩いて半時間で日本橋会場に。

ミニ講座では、先日女ワークや大阪ワークで紹介した、魂と肉体の関係に関する考察をした救急医療のドクターの記事を。

ワークは、「幽体離脱」や「自分の顔」に続いて「天使と悪魔」などのワークを行いました。「天使と悪魔」では自分の心情に潜む善悪の認知のありように焦点を当ててもらいました。

善悪の基準は人の体験や文化、学習などによって多様です。けれど、無意識的に作用するので、自分の価値判断で相手を判定してしまいがち。善だと思ってたことが相手にとっては悪意に取られて、関係が悪くなっていくのもよくあること。

こういった問題を避けるために、善悪での思考よりも、快・不快などの感覚を基本にした思考・判断のほうが問題が起きにくいということを実感していただきました。

女ワークでは、まったりした雰囲気で、それぞれの原初的な記憶と性格の関わりあるいは家族意識について、考察していただきました。

ワークの他には、面会交流を兼ねたカウンセリングも含め、カウンセリングが四件。善意や想いだけでは成しえない自己成長や自己変容、夫婦間間葛藤の解消などについて、ケースバイケースな助言もさせていただきました。

司法や児相、警察や女性相談などの機能や限界について、多くの当事者はほとんどその実態を知りません。知らないばかりに不適切な支援を受けることになって、こじれていくということも少なくありません。

そのあたり公的機関の縦割り制度、責任の範囲内、補助金のしばりなどを気にすることなく、当事者視線で自由に助言することのできる私の立場のありがたさを感じます。

そんな私自身、善悪にとらわれないので、悪魔のように細心に天使のように大胆に独自の支援を続けていけるのも、私の心の中に悪魔も天使も共存しているからでしょうねぇ。

 

 

ワークもカウンセリングも終わって、しばらくみなさんと雑談した後、夜遅くに東京発のバスに乗って京都に。早朝の京都は少し肌寒いくらいでした。