日本家族再生センター

クソババァ・・母の支配を断ち切るおまじない

今日は女ワークでした。遠方からのスカイプ参加の方、遅れて参加された方、初参加の方など合わせて、大人六人こども四人のアットホームな集まりに。

 

参加女性はモラハラやDVの被害女性ではあるけれど、単純に被害者と言うにはご本人もためらいがあるのは、自分もまた相手を傷つけているという自覚がおありだから。

いわゆる世間のDV支援では、女であるということで可哀想な被害者としてしか見てくれないし、自らの加害者性についてはなきものにされてしまいます。

また多くの母親は親子関係では圧倒的に加害者にならざるを得ない構造にあります。ここにもまた自身の加害者性と向き合うことが求められるけれど、被害者のこどもは可哀想で加害者の母親は悪い存在と言われてしまっては、本当のことは話せないし、自らの加害者性を抱え込んで苦しむしかなくなります。

そんなこんなで加害被害を併せ持つ母親たちが集まった今日の女ワーク。けれどそんな問題の根源はどこにあるのか・・・検証するのはワーク「一番古い記憶」

過去の体験記憶を引っ張り出して語り合ううちに、様々な困難の原因は、育ててくれた親の態度にあることにも思い至ります。

今自分がしんどいのは親の言うことを素直に聞けなかった自分がダメだったからだ・・という思考から、こどもの自分のあるがままを受け入れる力が親になかったからだ、ということに考えが変わります。私はダメだろうとなかろうと・・私は私で良かったのだと。

ある方は、その思いの転換点は母親のことを「クソババア」とみんなの前で言えたこと・・と話されていました。

DV夫の支配から自我を保てなくなる妻は子供を支配することで自我を保とうとしてしまいます。そんな母に支配された子供もやはり自我が育たず自己信頼のない不安に苛まれる大人になってしまいます。

そんな不安を抱えた母親たち・・今日はクソババアの話で盛り上がりました。ダメな私でいい、と思えた時、自分にも子供にも優しくなれるからと・・。