日本家族再生センター

気持ちいい・・・快感と回復

昨日はお昼はランチセラピーを夜はディナーセラピーを。グルメナイトや、メンズクッキングでもそうだけれど、美味しいものを食べる時、ほとんどの人はその欲求を満たしているという快感を感じてるのがわかります。笑顔になったり、穏やかな言葉になったり・・。

けれど、本来あるべきこうした体験を生育の中で得られず、いつも緊張してたり不安を感じつつ食事してた人は、食事は義務であって義務を果たすことで安心を得られても、食事すること自体の喜びはありません。

この得られなかった体験を追体験して獲得してもらうという意味でランチセラピーがあります。義務ではなく、努力でもなく、身体の求める欲求を満たすことを快感として感じ、それを自ら受け入れること、さらにその快感とセラピーでの対話をリンクさせることで、言葉や概念と快感がセットになってあらたな自己概念の再構築につながります。

多くの映画で音楽が用いられるのと似ています。複合的な刺激を用いてセラピーをするのは、音楽でも絵画でもすでに当たり前。けれど、食事とセラピーをリンクさせてる人ってあまりいないように思うけれど。

死にたいと思い詰める人も・・食べて快感を得ることでしばし、生きることの不安から解放され、快感に一時は命を委ねることが可能、摂食障害も・・生きるためのツール。それをセラピーに応用するのも悪くないよねってことかな。

 

昨夜の晩御飯はチキンカツ定食