日本家族再生センター

小さい幸せを感じて・・ 

今日の男ワーク、休日で雨で・・・誰も来ないかなーなんて思ってたけれど、結局四人の集まりとなりました。ファシリはテルさん。テルさんの出したお題は「幸せを感じる時」。

それぞれがどんな時に幸せを感じるか、書き出しました。それをみんなでシェアします。四人の感じる幸せ・・さすがに熱心に参加される方達だけあって、所有や優劣とは無関係な、猫の世話とか、感謝を感じる時とか、私はプランツの芽吹きとか、おいしいお菓子ができた時とか・・

挿し枝してたプミラの芽吹き・・可愛くてね・・

昔は、幸せを実感することはあまりなくて、ストレスフルだったけれど、今はリアルタイムに自分の幸せを感じることができてる・・などなど語る元DV・モラハラ男達。

DVやモラハラで、人を傷つけているうちは自らも傷ついてて幸せどころじゃないけれど、あるがままの自分、優劣や他人の評価とか無縁な自分を受け入れた時、日常のささやかなことからも幸せを感じる自分になれている・・・そんな人の心の不思議です。

理屈で暴力やめねばと考えたり、反省して自分を責めたりしているうちは、ほんとの脱暴力にはならないけれど、イライラを感じてた家族に感謝を感じたり、ふとパートナーに喜んでもらえたのが幸せと感じられたり、こうした情動部分で変容した時には本人も周囲の人たちも、みんなが楽に生きていける。

こんな心の深い部分での変化を促すプログラムこそが真に脱暴力支援になるのだろうと確信する私。正しい知識をいくら教えたところで、多少の認知の修正にはなっても、情動部分が変わらなければ、結局狡猾な加害者になるだけかもしれません。

ほんと、当事者の当事者による当事者のためのメンズプログラム、間違いないよね。

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