日本家族再生センター

壊れかかった家庭・失った家族をどうする・・法的闘争と修復的支援 

昨夜は、大阪でのワーク、一昨夜は京都でのグループワークでした。いずれも離婚の瀬戸際の方たちや離婚後の方たちが参加されています。

一昨日の男のワーク

新規参加の方や最近参加し始めた方は、世間でいうDVやモラハラで妻子が家を出て問題が表面化した方たちで、それまでは家族間に問題があっても、気づかずにいたか気づこうとしなかったが故に、問題が表面化してきています。

彼らのように、幸い私の支援につながる事が出来た方は、問題の根が結婚当初からあって、自分がそこに至るまでそれに気づかなかったことに気づくことが可能です。

けれど私に繋がらない多くの当事者は、それが男性・女性に関わらず、大抵、自分の問題に気づかず相手の問題で自分が困難に陥ってると認識するし、その思いを汲んだ援助者なり弁護士が、その思いを法的対決への動機にすり替えます。

法的闘争に入る事で、問題の本質的解決は不可能になり、お互いが自分と向き合う事なく争いが激化し傷つきも深まります。やがて修復的対応ができないまま離婚後も問題が継続し、世代間連鎖に至ります。

家庭を壊された痛みや家族を失った喪失感は容易に相手や相手の支援者に対する怒りや憎しみになりますし、その思いでしか自分を支えられない当事者は、回復不能な痛みを抱えて生きる事になってしまいかねません。

幸い、私に繋がってくださった方たちに対して、私は善悪や常識にとらわれず、問題を冷静に俯瞰するよう勇気づけ、寄り添います。問題が表面化するまでのプロセスに対して、どこに問題があったか、相手の問題と自分の問題と切り分けて思考するよう助言もさせていただきますし、当事者はグループワークでも、多くの当事者同士の語りで、その事に気づく事ができます。

別居や調停の初期の段階であれば、双方が私につながる事も可能な場合もあるし、私は双方に対して中立的に関わる事で、双方が自分の問題と向き合う事で、相手に転嫁せず、修復的な対話も可能となり、離婚するにしてもしないにしても、家族の関係は壊れずに修復的な結論に至ります。

また、双方が私に繋がらなくても、繋がってくれた方は私の修復的な支援を受ける事で、自分の問題と向き合い、自分を成長させる事で、離婚となっても、恨みや痛みを終わらせ新しい人生への再スタートを選べます。そして回復したそんな当事者たちが語るのは、世間の支援を受けて、一方的に闘争的な対応を続ける相手方に対する、同情や憐憫の言葉です。「離婚後は大変だろうなあ・・どうにもしてやれないのが残念だけれど、それも相手方の選択だから、仕方ない、せめて、こちらの対話のメッセージを受け止めてくれたらいいのに・・・・」と。

そんなこんなの昨日一昨日でした。

大阪からの帰りはJR新快速で山科まで・・

で・・・今日は・・付き合ってるパートナーとの関係について、自分の理解を深めたいという、女性のケースが二件。結婚前の段階で、自分の問題に気づいておられるのだから、結婚してもしなくても、きっと前向きに生きてくださる事と思います。

今日は暑さも和らぎ、天気も爽やか・・・プランターの植物たちも綺麗に咲いてます。

来談室のツデーは大繁殖

今日のランチは久々の目玉焼きとヨーグルト

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