日本家族再生センター

ほんと、やばくなってきた・・・その前に男ワークの報告!!

昨日は男ワーク・・・十人ほどの参加者で満員御礼。お題は「私を語る」ということで、上手な対話に必要なことは何かをお話しさせていただきました。
私たちはあまり主語を語らない対話をするけれど、「私」を主語にして語ることで、言葉の責任の主体を明確化しつつ語ることになります。要するに責任の線引きです。これが曖昧になると、お互いが相手の責任と責め合うことになりがちです。
                                     また、私を語る際に、自分の状況だけでなく感情を語ることも大切だけれど、なかなか自分の感情にフォーカスできる人は少なく、特に男性は理屈で語ることが多く、感情を語ることが下手くそです。みっともないとか、恥ずかしいとか、みじめとかいう価値観が邪魔しやすいからね。
                                     さらに、正誤・善悪で語らないということも、なかなか難しい。どちらが正しいか、誰が悪人かそんなジャッジメンタルな語りをしがちな私たち。こんな対話は不毛な争いになりやすいし、真の癒しや成長にはなりにくいのも確か・・家族であってもなくてもね。
                                     このあたりまでがいい対話に必要な基本的なスキルだけれど、さらに、過去に縛られず未来を、希望を語る、そのために、比喩や物語に乗せて対話していく・・こんなスキルはかなり高度なスキルです。
                                     とまあ、こんなことをあれこれ語った後、みなさんには「私を縛るもの」なるワークで、自分の心や思考が、実はけっこう常識や近代的価値観に縛られていて、自由に生きていけない、自分らしく暮らせない、そんな現実にフォーカスしていただきました。
                                     結局自分を幸せにするのは自分だし、そのためには、他者との自由な対話、蓋している自分の体験や感情の開示も重要ってことね。もちろんそれはすぐにできるというものではなくて、それなりの安全安心な場や関係も不可欠だし、実はそんな場は世間にはほとんどないってことも(笑)
                                     で、私のワークに参加されてるみなさんはちょーラッキーな人たちですよってことね。だからみなさん、傷ついたり傷つけたりした当事者だけれど、みなさんよく笑つてたし、最初はガチガチだった初参加の方も、終わる頃には素敵な笑顔で話されてました。
                                     そうそう、私が以前から、やばいよーって語ってきた世界経済、いよいよやばい時代がそこまでやってきたということ。
                                     それは、アメリカがコロナ以降もじゃぶじゃぶと大量のドルを垂れ流してきたこと、その結果実体経済と金融経済の乖離が激しくなり、不景気なのにインフレって現象が限界まできてることと、これまで世界経済を牽引してきた石油のドル決済という仕組みが、拡大しつつあるBRICS諸国が自国通貨での決済を始めたことで、ドルが不要になりつつあるということ・・
                                     大きくはこの二点から世界経済のクラッシュ・・・ハードランディングがそこまできてるって多くの経済ウォッチャーが語っています。 食料も石油も大量に輸入することで経済を成り立たせた日本は経済も完全にドル依存・・ドルが崩壊したら、たちまち経済・・すなわち物流もストップ・・どうすんのかなー日本。
                                     https://www.youtube.com/watch?v=19MCLWCV2mk                                        https://www.youtube.com/watch?v=BsQz0vNI95w