私は牛肉を買って食べることはほとんどありません。宗教的な理由でもないし、嗜好の問題でもありません。値段の問題と、環境問題と・・そのあたりで食べないんだけれど、ストイックに我慢している訳でもありません。
最近はSDGsという言葉がメディアでも頻繁に流されているけれど、温暖化とか気候変動とか、今のままでは地球が壊れてしまうから、生活を変えなくてはならない、というイメージを多くの人が持つに至っています。各国政府もそのイメージを具体化するためにいろんな政策をとっています。ゲップからメタンを出すという牛の生産をやめさせたり、世界中の農地が潰されて食糧生産が難しくなるような政策をとっています。日本も然り・・・。農地がどんどん減少しています。あげくに人工肉だの昆虫食だのと言われ、こおろぎ粉末がお菓子やらに使われるように至っています。
とはいえ、この動きに根拠はあるのでしょうか? 太陽光発電も然り・・・EV車も然り、昆虫食や人工肉がほんとにエコなのか、ほんとに環境問題に寄与するのか・・これらは全て作られたイメージであり、エビデンスは示されてありません。
はっきりしているのは、電気代の高騰でEV車が走らせられないので、所有者はガソリンを使って自家発電し、車を動かしているとか、ソーラーパネルが耐用年数を超えて廃棄処分にとても苦労しているとか、人工肉を作るのに実際の肉の数百倍のコストがかかるとか、温暖化と言われているけれど、ここ数年の世界の平均気温は低下しているということとか・・。
結局SDGsは要するに、グローバリストが食糧問題を演出し、環境問題を使って世界経済を一旦クラッシュさせて、自分達が都合よく再構築して世界統一政府を作り出すための長期プランの一つに過ぎないと私は考えています。
コロナ騒動も然り・・彼らは、人間がどれだけ死のうが環境が壊れようがどうでもいいのです。自分達の利権が維持拡大されることだけが目的なのですから。こんな中で昔から私が牛肉を選択しないのは、単純に環境負荷の問題です。牛肉はチキンに比べ4、5倍の環境負荷があります。その分、値段も高い訳ですが・・・牛肉消費の拡大、それは巡り巡って、森林が破壊され経済の発展に伴って世界的な貧富の拡大になるということにつながります。ですから、所得の平等、人権の擁護を含めた判断のもとの牛肉の拒否なのです。国連やグローバリストの言うSDGsとは思想も方法論も異なります。
小難しい話になりましたが、牛肉の話に戻りましょう。そんなんな私が今日は牛肉を買ってきました。赤身ブロック400gほどで1300円ほど・・・100g300円少しかな。同時に買った鶏胸肉は二割引きで100g60円ほど。比べてみるとやはりチキンは安いですねえ。
この牛肉、実はローストビーフにしようと思って、赤身ブロックを買いました。なぜかって?先日も書いたかな、実は先日連れ合いの誕生日なので、いつもならケーキを作ってホールごとプレゼントしてたけれど、今年は私がいろいろ連れ合いにお世話になったので、いつも以上に感謝の思いを伝えたくて・・外食は費用の割にもひとつだったり、そもそもどこが美味しいのか私は知らないし・・・ということで、手作りディナーをプレゼントしようと思った訳。
今回は低温調理で作ります。60度で一時間半。あとは当日、表面をローストしてソースをかけるだけ・・どんなソースがいいかな。
都合あって当日ではなく、明日の夜にしてほしいとのことで明日夜のディナーになりました。いつもは連れ合いが一切関わることのないセンターにご招待ということで、簡単なコースメニューを同時にだして、連れ合いと息子三人で食べましょかという設定に。さてさて、どうなることやら・・とりあえず、ローストビーフはメインで決定だけれどね。