今朝のお散歩の時、ちらほらと雪虫が舞っていました。雪虫の舞ってる姿は、その名の通り雪が舞ってるように見えます。
私はこの虫の存在について全く知らなかったけれど、以前北海道に行った時に、当地でお世話になった方のハンドルネームが「雪虫」だったし、実際その時に当地で雪虫が舞っていました。ですから、てっきり雪虫は北海道に生息する昆虫かと思っていたけれど、調べてみると、かなり全国的に存在する虫のようで、意識してみると、実際に京都でも雪虫が普通に舞っていることがわかりました。
ほんと、人の目って意識しないものは見えないんですよねえ。見たいものだけをみるのかもしれません。そういう意味でも、言葉を知るということは、その存在や概念を知るということで、言葉を知らなければ、存在も危ういし、ましてや言語化することも難しい。
対話しながら、言葉を獲得していくこと、未知の現象に対して安易に流すのではなく、付合する言葉を探していく、そんな作業は本人の世界を広く深く構築していくことに大切なことかもしれません。雪虫の学びでした。