日本家族再生センター

昨日はクリスマスだったけれど・・・・語り合うことの意味・・

昨日は、カウンセリングが一件に大阪でのグループワーク。他、明日の代々木でのセッションの準備とか・・・仕事がないようで、けっこうやることも多くてバタバタしてました。

大阪でのワークもさすがにクリスマスナイトだけあってか、参加も少なく、スカ組合わせて六名の集まりとなりました。そのぶん、たっぷりと話せたけれどね。

それにしても、当事者の回復やら成長には語り合うことがとても大切・・ワークの度に実感させられます。一方的に価値観を押し付けられるとか正論でコントロールされるとか、そんな状況では、当事者が自分の情動や価値観に気づくことも受け入れることも難しく、自分のことが分からなければ、他者とのいい関係を作るのも難しいものです。

プログラムの有効性が低いとか、狡猾な加害者を作るとか言われるのも、そういうこと、加害当事者の問題というより、援助者の問題、あるいは援助論の問題ということでしょう。うがった言い方をするなら、援助者も権威や知識というパワーで、当事者をパワーコントロールする当事者に過ぎないということ。

ということで、私は権威や知識で当事者をコントロールすることは極力避け、お互い、当事者として語り合い、学び合うことを是としています。その結果・・・ワークの有効性は高いと確信しています。