日本家族再生センター

多くの方に支えられ・・・感謝の日々の転生庵

なんとか今年の夏も乗り切れそう!!転生庵は春先に引き渡しとなり、残置物の撤収、大がかりな改修工事、庭木の伐採、荒れた畑の開墾、薪ストーブの設置など、少しずつ支援施設開設のための作業を進めてきました。

支援施設としては一応使用可能となりましたし、先日開所式も済ませました。けれど、伐採した樹木の薪割り、枝葉や建築廃材の焼却、畑の開墾、蔵や倉庫の整理、天井裏の芝の処理、山林の探索などこれからの作業も膨大です。

これまでもそしてこれからも、多くの人たちの労働が不可欠です。そのほとんどが、無償ボランティアだったり利益度外視の作業だったり・・・。もちろん不動産取得やら、様々な工事はそれなりの経費がかかり、一千万を軽く超えてしまいましたが、それも多くの方の出資を借り受けて乗り切ることができました。本当にありがたいことです。

そもそも、この転生庵・・・「みんなの実家プロジェクト」としてネットで古民家売却のページを見てポチッとしたところからスタートしました。出資も配当金の付与ではなく、利子分として転生庵の無料宿泊権を付与するとのことで募集しました。

みんなが心休めたり癒しあったり、育ちあう場としての家族機能を有する当事者主体の支援施設としては、日本で初めての施設です。誰か特定の人のためでも収益のためでもなく当事者自身ががみんなの幸せのためにみんなで力を合わせる・・そんな「みんなの実家」です。

DVや虐待のいわゆる加害者も被害者も、家族で傷ついたり家族という居場所を失った人たちも、様々な家族問題の当事者が、安心して支援を求められる複合的支援施設として転生庵もみなさんとともに育てていきたいものです。

40坪ほどの畑を開墾してくれたこうじさん。そのパワーは重機並み・・脱帽!!

たぶん30年ほど前のボンボン時計・・壊れてたのをぽちけんさんが基盤から修理してくれて、懐かしの音色が復活しました。感謝です。