今日は、パーティー後のシェルター居残り組の母子と、面会交流中の父子とがセンターで交流。似たような年頃の子供は、初対面でもすぐに打ち解けて、楽しく遊びます。
親同士も、それぞれ離婚だとか別居だとか、いろいろ抱えた困難について語り合います。表面的には、モラハラ被害者である女性とその子供、とモラハラの加害者である男性とその子供、なわけですが、世間のDV支援のありようからは、考えられない組み合わせかもしれません。
実際世間のDV支援ではシェルター利用者は、本名も名乗れないとか、自由に対話もできないとかでますます、心理的に孤立し不安が高じていきますが、こちらでは、シェルター利用の方は行動は一切制限を受けませんし、語りたい人には、ワークに参加したり来訪者との面談で多くの人と対話することが可能です。
孤立して、不安妄想に苛まれていては回復どころか、ますます心病んでしまうかもしれません。それよりも、多くの人と対話し、自分を知り、他者を受け入れることで、対人スキルも向上していきます。
もちろん、無原則に誰でもというわけにはいきません。ワークやカウンセリングを受けて、こちらとの信頼関係を維持できている方に限ります。
そんなこんなで、自由に語りあえる当事者支援の場、当事者がコントロールされることも二次被害を受けることもない、そんな支援の場はほとんどありません。こんな場があちこちにあればいいんだけれどね。