日本家族再生センター

家族を問う・・・悩みはどこから・・

昨日は、女ワークでした。初参加の方、久々の参加の男性、スカイプ参加など合わせて九人の集まりに。お題は「家族って何?」で、先日このブログでアップしたもの。

様々な人間関係について、それが家族と思えるか思えないか、それぞれの家族意識を問うものでした。前回のワークのシェアで私が得られた学びは「家族の本質は相互信頼、相互扶助の関係」だということで、今回は「家族の定義は曖昧で、その曖昧さに縛られて苦しむ必要はない」というものでした。

家族をめぐる法律や意識がある程度共有されるものとして社会にはあるけれど、家族をめぐって、様々な問題が起こっている現実をどう理解し、どう関わるか、それはそれぞれの判断であって、正解はありません。

ワークに参加されるのは、家族の問題を抱えた当事者だけれど、そのあたり、自分の家族、自分の人生を振り返り自分にとってどう考え判断するのがもっとも自分にとって最善なのか、そのあたりを明確化するのがワークの目的と言えるのかもしれません。

一人で悩んでいてもぐるぐる思いは巡り不安は募るばかり。ワークでの語りはその不安や悩みから自分を解放する可能性を秘めています。とはいえ、誰にでもどこでも話せばいいというわけではないし、社会病理に対する知識やパワーコントロールに関するスキルを獲得したファシリがいないと語り合う事は危険です。

当事者の支援に興味がある方、学んでみたい方、七月二十九日、京都でメンズカウンセリング講座が開催されますので、ご参加くださいね。

 

ワークの後はランチにお蕎麦、とデザートはカスタードタルトでした。