日本家族再生センター

女とDV男が語り合う?

昨夜は女と男の非暴力ワークでした。このワーク、いつもは五、六人のこじんまりとしたワークだれど、昨夜は新規参加の方や親子連れの方もおられて賑やかに。常連のスカイプ参加もあって十数名の集まりとなりました。

女性三人はいずれも被害者の立場の方達、男性のほとんどはモラハラ・DVの加害者と言われる方達。世間ではありえない設定です。けれど、ありえないとされるその根拠はなにもありません。世間で共有する加害妄想です。

家族問題は複雑で、単純に加害者被害者とラベリングして分離罰則で解決するものではありません。加害者の中にも被害者性はあるし、被害者の中にも加害者性はありますし、分離だけでは、相互理解はもちろん、自分の抱える認知の歪みや過度の思い込みなどに気づく事もありません。

自分に対する理解を深め、他者との対話能力を向上させ、相互理解を進め、対人スキルをアツプさせる事で、過去の問題の本質を理解し、これからの人間関係や自身の生活の向上を図る事が可能です。

そのためには、今までふたをしていた自分の体験や思いを開示し、他者から見える自己像も理解しなければなりません。特に今まで嫌悪してたり、不安の対象であった他者との対話は、とても重要です。

そんな作業を重ねるうちに、視点が広がり、選択肢も増え、悩みや困難から解放されて、自分らしく自由に生きていく事が可能になります。離婚するしないは、問題の本質ではないんよね。この辺り、世間では全く理解できてない事だけれど。

ひとりで閉じこもりたいときもあっていいよね。自宅の庭のでんでん虫