日本家族再生センター

幸せも不幸せも・・・自分次第・・お上は助けてくれないし

以前見た映画「悪の法則」のラストシーンあたりで「その結果がどうなるかわからず人は選択するけれど、選んでしまった結果は引き受けるしか無いよ」というようなメッセージが流されてたのをぼんやりと記憶しています。どんな残酷な結果であれ。

個々の人生の個々の不幸はその人個人の判断の結果だったり運不運の問題だったり、と、多くの人は他人事としてお気楽に眺めています。自分はそんなになるはずは無い・・・と。

私はこれまでの人生・・たまたまアホだったせいで「みんな一緒」の世界では生きていけなくて、普通の外、アウトサイダーとして生きてきました。「自分の人生自分で決める」のを基本としてたから自分で考えたり直感に任せたりと、常に判断の基準は「自分」でした。ゴーインにマイウェイでした。

こんな私から見ると、今の世界とくに日本の方達の生き方暮らし方が危なっかしくて仕方ない。・・まあそんなみんなの幸せも不幸も私には関係無いから、どうでもいいって言えばそうなんだけれど・・。

公害・薬害・原発・・・ことごとく子供の頃から世間のおかしさに違和感を感じてました。私自身あやうく「森永ヒ素ミルク」の当事者になりかねなかったし。

私の願いを裏切る形で世間は次々経済を発展させてきたけれど、疑問を持つ私はその発展の裏の影を見続けてもきました。水俣、スモン、薬害エイズ、いまも同じ・・・蓋しきれないほどの問題になり掛けているのがフクシマ、オキナワ・・その全てが国民の選択し、信任した権力の判断によるもの。

当事者になった時に初めて、その現実を背負わされるけれど・・その選択をしたのは国民である本人もその一人。私に言わせればDV問題でも病気でも実は起こるべくして起こってるし・・その選択を本人が知らない間にしてるのも現実。

問題は、無知と無関心、他人事。自分で考えない人たちの引き受けざるをえない不幸・・と言えなくも無い。どんなことも他人事では無いのだから。

ああ、前置きが長くなっちまいました。失礼。けさの報道では裁量労働制を政府が引っ込めるかもってはなし・・・

たまたま官僚の出したデータがずさんで、政府の提案の根拠が崩れたから、引っ込めざるをえなくなったけれど・・・これはたまたまの話。野党が突っ込まなければ、問題になることもなく、法案が通ったことでしょう。長年の保守与党は国民のことなんか考えてないのだから。昔っから。

企業は最大の利益を上げながら、労働者に還元しないし、労働者の福祉を無視した労働条件がまかり通って、ブラック企業が当たり前になりつつある現実。おいおい、大丈夫かい?日本。

労働生産性も論文発表数も人権状況も出生率も・・様々な分野で世界標準からはどんどん取り残され、生きづらい国になりつつあって、あと数十年・・いやあと十数年で日本は崩壊するんじゃ無いかと、危惧するのは私だけ?

そのきっかけが、地震なのか噴火なのか、テロなのか、ハイパーインフレなのか・・・それはわからないけれど、システムがどんどん脆弱化・ハイリスク化しているのは確か。

こんな現実で、今まで通りの価値観で生きてたら・・・気づいた時にはもう遅いってことになってしまう。泥舟日本丸が沈む前に、脱出する力だけはつけといてね、というのが私の願い。そのためには、真実を知ること、自分の頭で考えることから・・・かな。

マスコミも単純には信用するべきでは無いけれど・・御用新聞、テレビは要注意・・朝日はまだマシかな。安倍応援団の影響が少ないし。

誰を信じりゃいいのか・・・そりゃ自分自身・・野の鳥のように思い煩わず。ヒヨドリもみかんが大好き。