昨日グルナイ明けの数時間の睡眠の後、またセンターに出て、面会交流支援を行いながら、グルナイの後片付け。それが終わった頃に、電話カウンセリングが一件と、カップルカウンセリングが一件・・・それぞれ結婚2年と10年と・・
結婚10年別居中の夫婦。その夫婦、葛藤の渦中で対面・対話するのも大変だったと思うけれど、十年間の相互不信と傷つきを終わらせるのに五時間ではとてもとても追いつきません。ただ、修復的対話の一歩にはできたような気がします。
そんなロングでハードなカップルカウンセリングの後は帰宅して締め切り原稿を片付けて、やはりもめてる別居夫婦のクールダウン作業をメールで。
それにしても、どうしてこんなに夫婦が揉めるのか !? それはねぇ。そもそも、結婚が間違えてるんよねえ。バージンロードで幸せへのゴールイン、なんて共同幻想、妄想に過ぎないのに、みなさんそのことに気づかない。ほんとは、いばらの道のスタートを切ったというだけのことなのにね。
人と人が共に幸せに暮らすためには、自分を知り相手を理解し、常に対話と共感を重ねる、そのための自己信頼と対話スキルが不可欠なんだけれど、そのどれもがない人たちが、妄想にすがって幻想のゴールインをする。
それ以降うまくいかなくなった時は、相手が悪い、相手をそそのかした誰かが悪い、法律が悪い、司法が悪い・・・自分は悪くないのに・・という状況認識に。これでは何も前に進まないし、修復は無理。回復も不能。
そんな人たちに対する修復的支援、家族再生は・・ほんと大変。一人じゃできないよー。早くメンズカウンセラーを育てなくっちゃ〜
1年前の夏、疎水べりのワンカット