日本家族再生センター

もう許せない、あんなやつ・・・

今日の女ワーク、参加者の「嫌なものは嫌、と自己主張するにはどうすればいいか、そんなワークを」とのリクエストで「もう許せない、あんなやつ」なるワークをやってみました。

私たちの文化では、察するとか、忖度とか、協調とかが重んじられ、自己主張することは、ワガママ、自己中、協調性の欠如と理解されやすいようです。

特に、女性には自己主張することはよくないことという圧力がかかるようで、はっきりノーと言わない従属的な行動様式が知らず知らずのうちに身についてしまいます。

そんな行動様式を身につけた人は、自己決定すること、そしてその自己責任、という概念は育ちにくく、自分の感情に対しても自己肯定できないまま、自己概念が曖昧になってしまいます。

理不尽な扱いに対する怒りと、ことを荒立てずにニコニコしている自分と、どちらがほんとの自分なのか、いつしか、ほんとの自分は何なのかすらわからなくなってしまいます。いわゆる自己不一致です。

いつもモヤモヤした気分にとらわれ、そのフラストレーションはいつか出口を求め・・・やがて問題化してしまいます。不安や悲しみ、腹立たしさや、怒り、などの感情が暴力的な言動になったり、逃避のための依存行動になったり、心病んでしまったり・・。本人もなぜそうなるのかわからないまま、周りを巻き込んでしまいます。

そんなことにならないように・・自分の感情、怒りや不安、焦りや悲しみ、それらを自分の心として自分で受け入れること。そして、言葉にして誰かに伝える事ができれば、問題解決に向かいます。

何がYes で何がNo なのか、蓋してた自分の感情に気づいて言葉にしてみる・・・そのための「もう許せないあんなやつ」でした。このワークで過去の理不尽な関わりに対してのその時の感情を引き出してみました。

相手に対する怒りや憎しみ、時にはそれが殺意や暴力的な感情になってたりもしています。それらをずっと蓋してないものにして暮らしています。問題ない大人として、家庭人として。けれど、本当の「私」の気持ちは・・・いい妻でもいい母でもなくて・・もっとどろどろしてて、ワガママで、そんな私が本当の私・・こんな私でいいよねって思えた時に・・自分が許せたり・・人に優しくなれたり・・人の心は不思議です。

そんなこんなのワークの後は・・ちょいとお買い物、私のショッピング依存(笑)

 

見切り品コーナーに2キロほどのそうめん瓜が200円、つい買ってしまいました。

買い物から帰って、衝動的に巻き寿司を作りたくなって・・・

 

十人分ほどの巻き寿司と稲荷の助六寿司も作ってしまいました。料理に逃避せずに、たまってる仕事をやらなくっちゃならないのにー・・・こんな事やってるから・・忙しいんよねえ・・(笑)