日本家族再生センター

しんどい季節

ここ数日、急にしんどくなった方達からのお電話が増えています。昨日も午後から予定されてたカウンセリングの他にも、続けて三件のカウンセリングがありました。

遠くの方でスカイプで対応させていただいた方も二件ありました。緊急のカウンセリングではスカイプなどのネットを使ったテレビ電話は結構便利です。

移動時間や移動の費用もかからず、カウンセリング料金だけで済みます。電話よりも聞き取りやすいし表情もわかるので、面談に近い感じです。

昨日のカウンセリングの内容は子育てに関してだったり、仕事の問題やら、家族問題やら、さらに年齢、性別、職業などもいろいろですが、急にしんどくなる人の相談が増えるのも、何か季節的なものがあるのかもしれません。夜が長いとか、寒いので閉じこもりがちとか、週初めとか。

とはいえ、クライアントの共通するところは、自己肯定感の低さだとか、不安の強さ、対人スキルのなさ、周囲との孤立・・などでしょうか。その方達は真面目でセンシティブ、けっこう優秀な方達なんだけれど、自己評価が低くて、私に言わせれば自分に厳しい人たちが多いような気がします。

けれど、こう言った性質は、その方達だけのことではなく、ほとんどの日本人が共有するもの、その方達だけの問題とは思えません。

そして、その方達と私を比べると、私は居直り力が強くて、孤立が怖くないとか、仕事やさほど金がなくても生きていける、とか、なにより不安がないということ。

病気や死に対しても私は不安がないので、たいていのことは面白がることができる、というもの。だから病気や死に対して何かしようと考えないので楽。このあたり人には理解されづらいことでしょうけれど。

ずっと以前、ヘルペスになった時も当然医療費のかかる病院には行かず、激しい痛みがいつまで続くのか、面白がってました。痛くてしんどくて、動けない食べられない状況が四日ほど続いたかな。

アニサキスにやられた時は二日間の間歇的(かんけつてき)な差し込む胃の激痛でした。

鼠径ヘルニアは半年付き合ったけれどさすがに自然治癒はなさそうなので(笑)手術しましたが、自分でもオペを見たくて、鏡で見せてくれと言ったけれどドクターには断られました。患者に見られたらやりづらいのもわかるけれどね。この時も金がかかるので宿泊は一泊にして、次の日には痛みをこらえてバイクに乗って帰りました。ほんとバカですねえ。

いずれにしても、私は痛みが不安には繋がらないし、様々な状況も不安に繋がらないということ。逆にしんどい人たちは、どんな状況も不安につなげてしまって、不安の回路が暴走してしまうという状況でしょうか。

多分この違いは、生育の中で不安を煽られて育てられるのか、安心の中で育てられるのか、その違いのような気がします。ほんと今更ながら、勉強できなくて学校で問題起こしてばかりの私に何も言わずに安心の中で毎日食卓を囲んでた私の両親には感謝です。

余談だけれど・・・不安を煽ると金になるのね。儲ける人たちにとって、人々の安心は困るのね・・医療も教育も司法も・・みんなが不安だから金になる。(笑)

 

 

凍った睡蓮鉢、京都は今日も寒いです。