日本家族再生センター

みんなの実家プロジェクト・・・・転生庵に春よこい♬

今日の転生庵は雨模様・・幸い、行き帰りのバイクはほとんど雨らしい雨に遭わずにすみました。が、野良仕事はできないので、予定してたジャガイモの種芋の植え付け作業は延期に。

で、たまたま訪れてくれた近所の世話役の方とおしゃべり。彼は老人というには老人らしくなくて、八十過ぎにも関わらず、毎日農作業に励んでるし、性格も明るくて社交的、農業に関しては、様々な知識や技術を持っておられて、農業素人の私たちに丁寧に教えてくださいます。

彼のような人が頑張ってくれてるから、若者の少ない田舎の集落が、かろうじて農業生産の拠点として機能しているのでしょう。けれど、彼のような人がいなくなるとその拠点が崩壊してしまうのも時間の問題かもしれません。いずれ日本の農業が衰退していくことがわかっているのに食料の安全保障をまったく考慮しない日本政府。

こんな政府に国政を任せて平気な国民も国民だけれど・・・・どうするんでしょうねえ。私としては、転生庵でのささやかな畑地だけでなく、近隣の田畑をゲットできれば、ゲットして、自分なりの食料自給率を上げたいし、そのためには当地で農業生産を行うための様々な知識や技術を、その世話役からも伝授してもらいたいもの。

とかなんとか、あれこれスタッフと世話役のおしゃべり会が二時間ほど。世話役が帰ってその後は、転生庵ホールの天井の布張り作業にかかりました。スタッフのこうじさんが持ってきてた布地をカットして、縫い合わせ、ためしに天井に設置してみました。

 

1.2メートル幅、長さ七メートルの布二枚を縫い合わせました。その布を天井の梁に渡します。

転生庵のホール、以前は土間だったところをフローリングにしてホールにしました。けれど吹き抜けの天井の奥は三十畳ほどの焚き木の貯蔵庫になっており奥の窓はつねに解放されています。冬場はその天井からダイレクトに冷気が吹き込んできて、ちんこストーブの暖気がそとに漏れ出てしまいます。というわけで、天井を布で覆って暖気を逃げないようにしようとの作戦です。

今日は試しの作業だったけれど、後は必要な布を購入して、天井全面を布で覆うことにします。この冬には間に合わなかったけれど、来年の冬はきっとちんこストーブの暖気でホール全体が暖かくなることでしょう。

それにしても、今回の作業だけでなくて、いろんな作業があったけれど、自分たちでできる作業は、ほとんどボランティアスタッフが進めてくださってます。私自身も日々無償ボランティアみたいなものですが、みなさんももちろん無償ボランティアです。無償だけれど、作業そのものを楽しんでやってくださいますから、ありがたいものです。

みんなであーしよー、こーしよーとおしゃべりしつつ、協力して作業を進めていきます。けっこういきあたりばつたりだけれど、そのあれこれが結構楽しめるから不思議です。たぶん、みなさん転生庵を自分たちの実家のような・・あるいは秘密基地のような、みんなで楽しめる場との認識がおありなんでしょう・・・ありがたいことです。

今日はジャガイモの植え付けができなかったけれど、また来週に植え付けの予定。気温が15度を超えたら芽吹き出すとのことで、四月頭頃にはかなり芽吹いていることでしょう。そして、順調に行けば六月下旬には収穫・・・となればいいんだけれど。いずれにしても、夏野菜の苗を植えるのも四月頃・・春が待ち遠しい・・転生庵に春よこい!!