今日の女ワーク、リアル参加六名、ネット参加四名計十名の参加者でした。女性参加者の多くは、離婚やら別居中やらで、夫とは離れて暮らしている方がほとんど。
で、その方達、夫と同居してた時に随分と辛い思いを体験されてたのか、別居後は夫のコントロールを直接受けなくて済むので随分楽だとか。
けれど、話をお聞きするに、別居中の夫はいずれも、別居生活よりも再同居を望んでいる方が多い様子。このあたり、夫婦でも女と男の家族意識というか、その心理状況が随分異なるようです。もちろん、これは一般論ですが。
そこから推測できるのは、無意識に家族をコントロールしてしまう男と、コントロールされることで、我慢を強いられる女というジェンダーの構造が家族間にあるということ。
幸い、私は家族をコントロールする事もされる事も本意ではなかったので、結婚当初から、ダブルポケットにし、経済的にも家族責任は対等にし、権力構造を持ち込まないように気をつけて来ました。まあその結果か、いろいろあつたけれど、私が暴力や暴言で家族を支配した事はなかったし・・(たぶん)離婚届にハンコをついてたけれど、それが提出される事もありませんでした。43年間。
連れ合いとは、あまり深くは関わらない、けれどあまり距離を置いたりもしない、しんどくならない程度に関わる、とうことで、連れ合いとの家族関係を維持して来たように思います。
ワークでは、別居中の楽さを語れるけれど、経済的には夫に依存しているという現実もあり、心のどこかで、その楽さを素直に喜べない思いもあるようで、そのあたりの自立が真にコントロールされない関係をつくるのに不可欠ということもわかっておられるようでした。
それにしても、自由で対等な夫婦関係は家族ファンタジーに囚われていては、作れないということかな。
ワークの後のランチはラーメン・・デザートはチーズケーキでした。