日本家族再生センター

何も知らない、知らされない・・・

暴力や病気やお金など・・さまざまな問題を抱えた方達がやってくるけれど、その方達、なぜそうなったのか・・そのことについてあまりわかっていないのが普通です。

たまたま病気した、たまたま事故した、なぜか相手がこうしたから・・いろんな理由を語るけれど、それらは大抵、自分の問題ではなく、状況の問題、誰かのせいで、こうなった、と認識してられる方がほとんど。

その状況に対して、医療やら、法律やらを使ってアプローチするのは世間では当然のことで、それ以外にはなかなか対処する方法も教えてもらえません。

行政の相談にいつても、自分では解決しないから、シェルターに逃げて弁護士に頼りなさい、としか言われないし、病気かなと思った時に誰かに相談したとしても素人判断は危険だからはやく病院に行きなさいと言われるだけ、しんどい時にカウンセラーに相談しても、ふんふんしんどいんですねと言われるだけ。

結局、自分のことなのに自分で決めるのではなくて、誰かに頼りなさいと言われるし、自分で判断するには知識も判断力もない・・ということになってしまいます。たいていの人が困難を抱える背景にはそういう状況があります。

そんな方たちに対して、ふんふんと聴いてるだけのカウンセリングは恥ずかしくてできないし、医療や法曹のずさんな現実を知ってるだけに、弁護士を紹介しておしまいというわけにもいかないし、下手に医療に関わるのもやばいから他の方法も考えましょと、様々な情報や選択肢を提示することも少なくありません。

こんな私、クライアントがその人自身のことだけではなく、政治や経済、医療や福祉など、暮らしにまつわる様々なことに関する情報を理解し、自己決定していくためのお手伝いをするのが私の仕事。もちろん、クライアントが自分でできないことは他人に委ねることも大切だけれど、できるできないの線引きは自分で決める必要がありますし、誰に何を委ねるのか、そこにも自己決定は必要です。

人が幸せになるには、様々なことについて真実を理解し、その真実に基づいて自分で判断することが不可欠、と私は考えます。が、真実の情報がどこにもないのが現実で、テレビや新聞はもちろん、ネット情報もどこまで真実か確かなことは言えません。

リアルタイムに真実の情報が得られたらいいけれど、真実は永遠に出てこないかもしれないし、何年も後に出てくることがあるかもしれません。

 

 

権力が国民の命を奪うのは昔も今も同じ。残酷なことだけれど、その真実も知らされません。戦争であれ、事件であれ。殺される時にその現実を理解するだけ。

そんな私、ちょいと胡散臭い出版社からのCMで面白そうなのにポチッとしてしまいました。

戦争やテロも含めた国際的な危機管理の専門家だと称する丸谷元人氏のレポートをもとに小さくまとめた冊子です。どこまで確認が取れているのかわからないけれど、確かに推論としてもとても面白いしありうる話、と私は読み始めました。実際私がマスコミ報道で? と感じたことの疑問が解ける情報がたくさんありました。

例えば、ノーベル賞をとったマララはタリバンに撃たれた少女としてとても有名になったけれど、実はマララは与えられた台本通りに動いているとのこと。この本では触れてないけれど、同じくアフガンで米軍の爆弾で家族を失った少女がアメリカで体験を語った時は、マスコミはほとんど報道もしなかったし、その言葉が世に出ることはありませんでした。

マスコミ報道もノーベル賞も、真実の一部でしかなくて、むしろ誰にも知らされないその他の闇の方が大きいのではないか、と思わざるをえません。これまでに起こった様々な事件や事故も偶然ではなく、政治や軍事、大企業や金融資本、などが自分たちの利権を維持するために、偶発を装って起こしている必然だと暴露しています。

これからの世界、ますます混沌としてくるだろうけれど、安倍自民に委ねてたら、日本もどうなるかわかんないし、国民もいつどんな形で命を断たれるか、それすらもわからない。これからの時代、自分で情報を集め、自分で考え、自分で判断する、そんな力が必要なんだろうと思います。みなさん如何お感じでしょう。