日本家族再生センター

家族はいろいろ・・・

昨夜の男ワーク、いつもながらに満員御礼。ファシリは私お題は「あなたにとって家族って何?」ということで、それぞれの家族に対する価値観や、その理想像を語っていただきました。

みんなで語ることで、当たり前と思ってた自分の家族イメージが必ずしも当たり前ではなくて、一つの価値観にすぎないことが見えてきます。それに囚われて、しんどくなったり辛くさせたりする必要はないってこと。

ではなぜその家族イメージにとらわれるようになったのか・・・・それは簡単なこと、生育の家族のイメージと、あるいはそこから離脱するための自分なりのファンタジーと、それらと現実の家族のギャップが自己不一致を招き、しんどくなっていくというわけ。

家族の有り様はなんでもあり、みんな好きにしてればいいって思えたら、しんどくならないのにね。

家族に勝手に期待して勝手に裏切られてしんどくなってた、それは自分の問題だって気付かれた方もいるし、家族イメージがネガティブなのも、それなりの体験があったからで、違う体験をすればイメージも変わると気付かれた方もいるし・・・

私の思うに、いまの家族の有り様って、近代化と経済合理主義の成れの果てであって、みんながみんな心地よい家族になれるはずは無いってこと。だから家族で傷つくのも辛い家族を生きるしかなかったのも、誰かが悪いってことでは無いってこと。構造的なものだからね。そしてその困難や苦悩から脱却するには、思い込んでた常識を捨てることからですね。洗脳から解かれることですね。家族のありようはなんでもあり・・・それぞれの家族で決めていけばいいだけのことだから。